レッテルはり
今日は空を見上げてこう思った。
「わぁ、なんだこの空は。きれいだな。この空が見られただけで心から感謝。こんな私は本当に幸せ者だな。」
なんてことない、いたっていつもと同じ空。
昨日も見たぞ、こんな空。
でも、今日の私は、この空を見ただけで、心から感謝できた。
綺麗な空が見られたこと、今生きているということ、生かされているということ。
全てに感謝した。
あと、今ブログを書きながらこうも思った。
今まで、いや、ついさっきまで私は、
(自分は想いを言葉にするのは苦手。
だから上手に文章が書けない。
こんなブログじゃつまらない)
でも今の私はこう思っている。
(自分は想いを言葉にするのは苦手。
でも、自分が思ったまま書いたら良い)って。
- 想いを、言葉で上手く表現出来るのは良いことだ
- 自分の意見を、短時間でまとめて伝えられるのは良いことだ
でも本当にそうかな?
自分にそういうレッテルを貼って、善し悪しで判断するのは本当に正しいこと?
私の愛読書にはこう書いてある。
上手く区切ることの出来る人が優れた能力の持ち主であると考えられたりしています。
左と右を分け
上と下を分ける
世界の一画に自分の場所を区切ることの出来る力を人間の力量として見るということです
ただその区分けにとらわれ、人生の一大事と思ってしまうのです
私たち人間が生まれ育ちのまま身につける、もっともポピュラーな生き方。
それは、物事にレッテルを貼って、それを善し悪しに分けること。
しかし、それとは、まったく異なる生き方があります。
先入観や偏見、常識を横に置いて、これはいったいどういうことなのかと、まっさらな目で最初から問い直す。
まずは自分に貼ってあるレッテルに気付き、それを剥がしていく。
そしたらもっと生きやすいんじゃないかなと思った。