クリスマスが好きなわけ
こんばんは。
すっかり寒くなりました。
私の風邪もどこかへいなくなってしまったようで寂しいです(嘘つけ〜)
前回の記事に引き続き、今日は私がクリスマス好きになった理由についてお話しします。
私が高校一年生(16歳)の時の話です。
ある団体が、私の高校を通してホームステイに行く生徒を募集していました。
行き先は、オーストラリアとペルーに各一人づつ。
なんと旅費は全てその団体が出してくれるということだったので(青少年育成の目的でした)、私は迷わず親に相談。
募集チラシを見た翌日には、担当の先生へ立候補を申し出ました。
私が選んだ国は、ペルー。
その時点では、ペルーってどこやねん。
何語やねん。っていう状態だったのですが、今思えば、よく挑戦したなと過去の自分を褒めてやりたい気持ちです(笑)
(ペルーまでタダで行ける。そんなん、かなりの人数が立候補するだろうな。私が行けたらラッキーだわ)
そんなことを考えながら数日後。
なんとペルーに行く生徒は私に決定。
驚いたのは、私以外に立候補者がいなかったということ。
なぜ?
いまだに謎です。
(みんな!タダだよ?タダ!)←心の声
さて、こういった理由で私はペルーに行ける事になりました。
時期は、12月20日から翌年1月10日までの20日間。
その期間には、クリスマスも、年末年始も入っています。
14年前の当時、ペルーの国民は90%がカトリック教徒でした。
(今wikiで調べると、減少しているみたいですが)
キリスト教の国だったんです。
日本のクリスマスは、ハロウィーンとかのように楽しむための行事でしょ。
でもね、当然なんですが、やっぱりクリスチャンのクリスマスは全然違った!!
私がペルーで体験したクリスマスを、少しだけ写真も交えて説明します。
クリスマスの前からクリスマスツリーをリビングに飾っているのですが、そのツリーの下にはすでにプレゼントがいっぱーい!
これはクリスマス当日の写真ですが、その前からプレゼントは並んでいます。
このプレゼントたちは、クリスマスをこの場所で一緒に過ごす家族に贈るもの。
プレゼントには全て贈る人と贈られる人の名前が書いています。
そして、ツリーの下を見てください。
人が立っているのがわかりますか?
これはプレセピオというのですが、イエス様が誕生した時の様子を人形で表現しているものです。
真ん中の赤ちゃんがイエス様。
周りにいるのが母マリアと、父ヨセフと東方の三博士と動物たち。
12月25日 0:00 になるまでイエス様の人形には布が被せてあります。
(右側の紙風船の上にある布。ちなみに紙風船は私の日本からのお土産)
0:00になったら、おめでとうの言葉とともに布をとって拍手!
そこからクリスマスパーティーのスタートです。
プレゼントを配っている場面。
床の上中央に座っているのが16歳の私。(少年のようだわ)
グランパ(おじいちゃん)、グランマ(おばあちゃん)、おじさん、おばさん、いとこたち家族が集結。写真には写ってないけど、20人近くが集まっていた。
赤い服の女の子は私がお世話になったホストファミリーの女の子。
たまたま同い年だった!
日本のクリスマスは、恋人と過ごすっていう意識が強いと思う。
でもペルーでのクリスマスは、家族で過ごすもの。
家族みんなでイエス様の誕生をお祝いする日。
それが、私がクリスマスを好きになった理由です。
実は私、ホームステイ行きに申し込む直前、当時付き合っていた人にフラれました。
辛くて毎日泣きました。
付き合っているときは、
クリスマスは一緒にイルミネーション見に行きたいな。
なんていう思いもあったので、別れた後はクリスマスが近づくにつれて、そっちへの想いはどんどん辛くなるばかり。
でもペルーで家族と過ごすクリスマスを経験したら、クリスマスに恋人と過ごすなんてことは全く思わなくなりました。
クリスマスは、家族と暖かい部屋で美味しいもの食べながら楽しむ。
これぞ、クリスマスです。
クリスマスの前後に、ペルーでは教会へ何度も行きます。
そして、その教会でたくさんの人が歌い、教会中に響き渡る賛美歌を聴いたとき、
「あぁ、イエス様はたくさんの人に愛されているな。
それは、イエス様がみんなを愛してくださるからなんだろうな」
と実感したのを今でも覚えています。
私はクリスマスが好きだけど、その時からイエス様も大好きになりました。
私は全然クリスチャンではないけど、イエス様がお生まれになった日だから、クリスマスが大好きです。
やばい、起承転結が全然ない文になってしまった。
オチへの続け方がわからないのですが、そろそろこの辺にしておきます。